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長崎由来記

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江戸後期写 134丁 20.8×16.3糎 【状態】表紙傷み

 長崎の由緒や沿革を記した地誌。冒頭に長崎の寺社や、文禄から享保までの長崎奉行の一覧あり。次に「阿蘭陀渡海記録」として、ヤン・ヨーステンの来朝、元和年中のキリシタン宣教師による密書事件等を記す。 その後は元亀から延享までの長崎の歴史を記す。 内容は、①長崎の名の起り、支配者や町割の変遷、②オランダ船・唐船・漂民の入津、馬や象などの舶載の記録、③島原の乱、踏絵などキリシタン関係記録、④触書、唐人論告、諸役など行政関連の記録、⑤長崎会所や五か所商人など商業関連の記録、⑥大火、殺人、抜荷など犯罪事件の記録を含む。一部を抜粋すれば、「扨黒船渡来仕、俄者享禄三年ニ豊後之府内ニ来ル、鉄砲弐挺上る、又天文弐拾年ニ石火矢上る、皆宗隣之代なり」、「下筑後町樋口惣右衛門所より焼出し、同九日の夜巳ノ刻迄長崎中不残、其内金口町今町残、其比八町数六拾六町右之内六拾四町ハ焼、尤宗右衛門儀ハ俄ニ狂口となり家家ニ火付申候」、「同歳廣東舩よりザウ弐疋持渡候、新地ニ召置ク女ザウハ死ヌ、其後男ザウハ唐人屋敷入、小川町者ザウツカイトシテ町々引廻り、翌年江戸エ被登ル」。

夜舟ものがたり

漂民記事写漂民記事写

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