あがたの森について
「あがたの森」という店名は、店主にゆかりのある、長野県松本市に古くからある地名を拝借したものです。現在は京都市左京区を拠点に営業しています。店舗はなく、目録販売を中心とした事務所営業を行っています。
取扱分野について
主に室町~明治期の写本や古文書を取り扱っています。分野としましては、思想、歴史、文化、民俗などをはじめとした人文分野のみならず、医学史や科学史などを取り扱うこともあります。近年では、漂流記や文物舶来史など海外交渉関係、言語学関係、江戸の法制史、考証学、書物史、江戸~明治の日記史料などに力を入れています。
収書について
当店が扱う書籍や史料は、主に東京、大阪、京都などにある和本の市場を通じて入手しています。また他店から直接融通していただいたり、ネットオークションを通じて入手することもあります。浅学ではありますが、学術的な価値、または史料的な価値という観点から書籍や史料を集めるよう心がけています。
古書の販売について
収集した書籍や史料は、古書目録(カタログ)に掲載して販売しています。古書目録は、一年間に、自店目録が2回、即売会にともない発行される共同目録が4回、合計6回ほど発行しています。それらの目録は、研究機関、研究者、大学図書館、個人研究者、個人コレクターを中心にお配りしています。当店の目録をご所望の方がおられましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
古書目録について
当店の古書目録では、一見して内容が窺い知れない写本や古文書を主に扱っているということもあり、一点一点の書籍について、必要な書誌データと、内容についても店主が把握しうる限りの情報を記載するようにしています。当店が入手した書籍について、それがどのような内容か、どのような価値があるのか、またそれをどのように伝えるか、そういった点を意識しながら目録を作成しています。
当店の古書目録 ご希望のお客様はこちら
ホームページについて
当ホームページは、当店の活動内容や取扱う書籍についてご案内するとともに、すでに在庫のないものを含め、当店がこれまでに扱ってきた書籍や史料の画像、書誌データ、解説文などをアーカイブ化することを目的として開設いたしました。当ホームページを通じ、古人の遺したこれら書物の存在を少しでも多くの方々に知っていただき、古書の魅力の一端に触れていただければ誠に幸甚です。