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江戸後期写 紙縒綴 6丁【状態】虫損
文政4年、中国江南の崇明県を出帆した商船が紀州熊野に漂着。本書はその際、紀州側役人の鳴澤益と、漂民代表の王壽益との間で交わされた筆談の一部で、漂民を伴い紀州三井寺へ参詣に赴いた際の一条を記している。漂民らが桜を物珍しげに観賞したり、同寺に 掲げられた中国の絵について尋ねられたりする場面が記されている。
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江戸後期写 紙縒綴 6丁【状態】虫損
文政4年、中国江南の崇明県を出帆した商船が紀州熊野に漂着。本書はその際、紀州側役人の鳴澤益と、漂民代表の王壽益との間で交わされた筆談の一部で、漂民を伴い紀州三井寺へ参詣に赴いた際の一条を記している。漂民らが桜を物珍しげに観賞したり、同寺に 掲げられた中国の絵について尋ねられたりする場面が記されている。